首を取り外して東宝から貸し出された
バラゴンのぬいぐるみを、高山良策さんが
『ウルトラQ』のパゴスに改造したのですが、
そのときボディが痛まないように、高山さんによって
首下から腹~脇周りに布が貼られました
なにせひとつしかない大事な撮影用ですから、
高山さんらしい細やかな保護処置だったのでしょう
そのパゴスの首を取り外して、今度は
佐々木明さんによってネロンガに改造された
バラゴンですが、このときさらに膝周りと足首にも、
補強の布が巻かれたようで、膝が思いっきり膨れ、
足首もゲートル巻いたみたいになっています
四つ足怪獣ですので膝をつきますから、
どうもパゴスの撮影で傷んだんではないでしょうか
よく怪獣が膝をついて歩くのは不自然だという
意見がありますが、「怪獣」そのものが
不自然な存在ですから別にあれでいいと思っております
なんやかんやで膝周りの肉付けを
こちゃこちゃやっております