「神戸ルミナリエ」という、震災以来の神戸の
年中行事になっております電飾行列の催しがあります。
先週賑々しくも閉幕しましたが、今年は資金不足とかで
来年以降の存続が危ぶまれてるとかなんとか。
しかし利にさといことにかけては「株式会社」と
謳われた神戸市のこと、そこはせっかくの観光資源を
手放す気など毛頭ない様子。
とはいえこの催し、地元元町の商店街ではすこぶる不評でして
開催中はいやでも営業延長との取り決めで、
店主も従業員も残業となるわけですが、暇なだけ。
暖まるのはルミナリエを観に来たお客さんの心だけ
地元のほうの懐はいっこう暖まりません。
今日、元町の商店街の人からこんな話を聞きました。
「ルミナリエなあ、あれで○○(某大手百貨店)、
えらいことになってるんや」
「お客さん殺到で、てんてこ舞いにでもなってんの?」
「いや、ちゃうよー。ルミナリエのお客さんゆうても、
なんも買い物なんかしてくれへんよ。」
「ほなどないしたのー」
「ルミナリエのお客さんが、みんなトイレ借りに
来はるんやけどなー」
「ほう」
「おかげであそこ、トイレットペーパー代と水道代が、
ルミナリエの間だけで一千万円いきよったんやー」
来年どうなるんでしょうね