2月の19日は旧暦では元旦、本日18日は大晦日です。
中華の国ではこちらがほんとの正月(春節)ということで、
会社もみんなお休みになります。
中国の友人が、春節前の挨拶と一緒に、
春節祭の謂れについての伝説をわざわざメールで
書いてきてくれました。
中国では春節祭で爆竹を派手に鳴らして
獅子舞みたいなのが踊りますが、あの獅子みたいなのは
「ニエン」(年獣)という怪物なのだそうです。
結構知られている伝説かもしれませんが、
せっかく大陸からメールで教えてくれたことですから、
ここに中国の春節祭の起りについての伝説を
紹介してみたいと思います。
~~~~怪物ニエンと新年の行事~~~~~~~~
むかしの中国には巨大な口で、大勢の人間をひと塊りに
飲み込んでしまうという、人喰い怪物の「ニエン」というのがいて、
食べ物の無くなる冬の終わりごろになると里に下りてきて、
手当たり次第に人間を襲って食べてしまうものだから、
冬になると村人は恐怖に慄いておりました。
その冬が終わるとまた翌年、同じように怪物はやってきて村を襲い、
しかもまるで歯が立ちませんから、村人は老いも若きも全員、
怪物から逃れて深い山の中に隠れていなければなりませんでした。
ある日、村を通りかかった知恵者の老人が、
一人の婆さんにこう言いました。
「わしゃニエンを怖がらせるいい方法を教えてやれるがのう!」
さて、夜になってニエンが村にやって来ますと、
婆さんの住んでいる家を除いて、
全ての家々が明りを消して真っ暗になっております。
ニエンがその家までやって来て、舌舐めずりをしたその時、
耳をつんざくような破裂音がして、爆竹がとめどなく鳴り始めました。
怪物は驚いて飛び上がり、突然その家が赤い紙で包まれていることに気付きました。
これは怪物をさらに怖がらせ、慌てた怪物は山へと逃げ帰って行きました。
村人は里に戻ってくると、お婆さんが無事でいるのに気付き、
ニアンが騒々しい音と赤い色を怖がることを知ったのです。
村人は冬の終わりまで、やってくるニエンに備えて、家の前で火を燃やし、
眠気覚ましに騒音を立てることにしました。
次の年、村人は準備万端整えていました。彼らは爆竹を用意し、
赤い提灯で家を飾り付け、扉には赤い紙を貼り付け、
赤い服を着て手には赤いランタンを提げたのです。
村人たちはいつニエンが来ても怖がらせるだけの騒々しい音楽を、
銅鑼や太鼓で奏で、爆竹を鳴らして踊り狂ったものですから、
それっきり、ニエンは山から下り出て騒動を起こすことはありませんでした。
これが今に続く、中国における新年の祝いと
安全祈念のための伝統行事の始まりであります。
(おわり)
春節祭のあの爆竹は化け物払いのためだったんですね~
日本じゃ静かに神様をお迎えするもんですが、
国も変われば風習も変わるもんですね~
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