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俺のボールをあんたの夕食に? ~ホワイトリバー・スー族のお話~ (前)

北とか南とか金だとか大統領だとか 会談だのなんだの むつかしい話が多いですね


ネタもないので、スー族の昔話でも紹介してみます

前にも書いたかもしれないですが、イクトミというのはスー族のトリックスターです

トリックスターというのは、ねずみ男みたいなものです




「俺のボールをあんたの夕食に?」


ろくでなしの怠け者コンビ、性悪な蜘蛛の精霊イクトミとスカンクの精霊であるコヨーテは、

嘘つきで盗人で欲張りで、いつも女を追いかけている。

これがすこぶる似た者同士なので、だまし合いをするとき以外は友人なのである。

ある日イクトミは、彼の小屋でコヨーテを夕食に招待した。イクトミは彼の奥さんに、


「嬶、ここに素晴らしくでかいバッファローの肝臓が二つある。俺とダチ公のコヨーテの分だ。

いい感じに俺らの好きな揚げ物にしといてくれよ、あと添え物にチンプシラ(野生カブ)、

締めはチョークチェリーのワジャピ(イチゴのスープ)で頼むよ。コヨーテはデザートには甘いものが好きなんだ」

「それで全部かい?」

「そうだな、ほかにはもう思いつかないな」

「あたしのために三個目の肝臓は無いのかい?」

「まあコヨーテが食べ残してたらそれを食えるよ、じゃあちょっと出かけてくるわ。たぶん太ったアヒルを仕留めてきてやれるよ。

コヨーテのやついつも腹いっぱい詰め込むからな、肝臓一つじゃ奴には足りないかもしれん。

しかし俺のこの良き友人ときたらだな・・・、おまえ、奴にローブの下に手を突っ込ませるんじゃないぞ。

奴はそういうのが大好きだからな。じゃあもう出かけるからな、全部用意しといてくれよ、奴は待たされるのが大嫌いだからな」

イクトミが出かけると彼の嬶は忙しく料理を始めた。

「あたしゃ誰がいつも腹いっぱい詰め込んでるか知ってるよ。」と彼女は考えた。

「それに誰の手がいつも女の子たちのローブを触るので忙しいのか、だれが待たされるのが大嫌いなのかもね。

そりゃあたしの役立たずの旦那だよ。」

奥さんが独り言ちていると、揚げた肝臓が素晴らしい匂いを漂わせてきた。

「ふん、欲張りでけち臭くて態度のでかい男! どうせわかってるんだよ、あいつらにはこの素晴らしい肝臓のもてなしで、

あたしのほうにはほんのちょっぴりカブが残ってるだけなんだろうさ。あいつらは哀れな女にまるで気を回さないんだからね。

おお、ホントにこの肝臓は素晴らしいね、それに良い匂い、こんなの美味しいに決まってるよ、

ちょっとくらいつまんだって気づくわけないね」

ちょっとのつまみ食いが全部平らげるまで、あっという間のことだった。

「もう一つのほうも食べちまったほうがいいね」彼女はそう言ってすぐにそうした。

「さあてどうしたものかね?」彼女は考えた。

「イクトミがこれを見たらきっとあたしをぶつんだろうね、でもそれだけの値打ちはあったよ!」

ちょうどそのとき、キラキラしたビーズで飾り、袖にフリンジをつけた盛装でコヨーテが到着した。

「私の良き友イクトミはどちらかな?」コヨーテは彼女に尋ねた。

「彼はどうしたかな? 良くないことでも?」

「ああ、お友達。私の旦那はちょっと用事で外出してますのよ、すぐ戻るからまあかけて楽にしておいでなさいな」

「用事で外出? 言うじゃないの!」

コヨーテは察してすぐさま彼女のローブに手を差し入れて、股間をまさぐりだした。

「イクトミはあんたがそういうことをするだろうって言ってたよ。そうさせないようにともね」

「ああ、イクトミと俺はそういうマブダチなんだよ、俺たちはすべてを共有するのさ」

彼は冗談を言いながら彼女の顎の下を軽くたたき、腕の下をくすぐり、すぐによろしくやり始めた。

「いい気持だよ・・・でも早いとこ終わんないとイクトミがすぐに戻ってくるよ」

「お前は奴が、俺たちがこんなに仲がいいって知ったら気にすると思うのかい?」

「もちろんだよ、早くやめたほうが身のためだよ」


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by perriere | 2018-05-29 02:49 | インディアンの神話
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