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俺のボールがあんたの夕食に? ~ホワイトリバー・スー族のお話~ (後)

(続き)


「いいだろう分かった。 それにしてもいい匂いがしてるな、俺にはチンプシラ以外に肉の料理は見当たらないんだが。肉は大好物なんだけどな」

「あんたが食べるのは肉料理だよ。あんたがここで夕食に招かれたのは初めてのことだってことがわかるよ、じゃなきゃあんたは何を出されるか知ってるはずだからね、

私達はいつもお客さんに同じ物を出すんだよ。どんな人でもそれが大好きだからね」

「そいつはそんなにいいもんなのかい?」

「そりゃもう特別だよ、リラ・ワシテイ(とてもいい)、最高だよ」

コヨーテは舌なめずりしてよだれをたらし、「俺はもう待てねえ、そいつは何なんだ、教えてくれ!」

「それはね、あんたのイトカ(卵)、あんたのスス(ペニス)、あんたの卵、あんたの玉、あんたのでっかい毛深いボールだよ!

あたしたちゃいつもお客さんの夕食にお客さんのボールを出すんだよ!」

「いやそんな! これは冗談、めちゃくちゃ悪どい冗談にちがいない!」

「なにが冗談はもんかね。遅くなってきたことだしね、ほれこの皮剥ぎナイフがあんたのものを今切り取るのにちょうどいいよ、

イクトミは飯の支度が出来てなかったら発狂して私をぶつだろうからね、あたしゃあんたと浮気する代わりに料理のほうもさせてもらうよ、

やるなら今だからね、さあ腰布を下ろしておくれ、痛くも痒くもないよ、あっという間にやっちゃったげるからね」

女はナイフを握りしめてコヨーテを追いかけた。

「ちょ、ちょっと待ってくれ、そいつを澄ます前にだな、そ、外で水をちょっとばかり飲ませてくれ、す、すぐ戻るから!」

コヨーテはそう言って小屋から駆け出した。しかして彼は戻ってこなかった。全速力で彼はすっ飛んでいった。

ちょうどその時、イクトミが獲物なしの手ぶらで戻ってきた。彼はコヨーテが遁走していくの見て訪ねた。

「嬶、俺の友達は何でまたあんなに狂ったように走っていくんだね?」

「あんたの良い友人とやらはとっても欲張りだね、あいつは分け合いの精神を持ってないよ」と、彼の妻はイクトミに言った。

「もうあんな奴を二度と招待しちゃいけないよ。あれはマナーってもんを持ってない、行儀作法がなってないよ。

あいつは上等のバッファローの肝臓を二つ、ちょうど料理してるとこを見てね、あんたと分け合いたくなかったんだろうね、

両方ともひっつかんで盗んでいっちまったよ、そのお友達はね!」

それを聞いたイクトミは小屋から飛び出してがむしゃらにコヨーテを追っかけた。そして叫んだ・・・

「お~いコヨーテ! コラ(友よ)! 一個は置いてけよ! 俺のために! お前の古い友人イクトミのためによお!」

コヨーテは止まらなかった。彼はイクトミよりいっそう速く走った。走って走って、肩越しに振り返ってこう叫んだ・・・

「我がいとこよ、もしお前が俺を捕まえたら、お前は二つとも手に入れることになるぜ!」





おわり

~ローズバッド・インディアン保留地、ホワイトリバー川のレフト・ハンデッド・ブル一家の一人が語った話~
















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by perriere | 2018-05-29 02:51 | インディアンの神話
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