これも三度目、半分つんぼの年老いたフクロウは、
彼らが何を言ってるのか、ユキホオジロに尋ねます。
「あの人達は、野ウサギを太陽のところへ
送りたがってるよ。
彼は最も良いランナーで、うまく太陽を
取り戻せるだろうってね」
フクロウは少し考えて、こう言います。
「そうだね、あれなら上手く太陽を盗み返せるかもしれない。
彼は跳ぶのも跳ねるのも上手いし、わがままでもない。
誰もあれを捕まえられはしないだろうて。」
そんなわけで、野ウサギが選ばれました。
後は苦もなく、ワタリガラスの先導で彼は向かいます。